イラク戦争から6年目。
ジャーナリストの堤未果さんの「戦争と貧困の国アメリカ」と題して講演しました。
ETCの導入で東京が大渋滞になり2時間遅れとなりましたが400人参加しました。
開会あいさつをする宮崎路子さん。堤さんは撮影禁止。
同時テロのとき隣のビルにいた堤さん。
その日の恐さ以上に、攻撃されたことのないアメリカがやられる前に
やるしかないと急激に変わっていった。
銃で自分の身を守る人が増えた。
アメリカは医療保険も民間がやっているが軍隊も民営化し始めている。
貧困から抜け出そうと軍に入る。
軍で地元にいて安全なリクルーター(勧誘者)が人気。
高校生を必死で勧誘する。
イデオロギーでなく生活のために戦争に行く。
軍の半分が物資の輸送など民営化。
民営化されると戦争が無くなると利益が出なくなるので
次の戦争を用意する。イラクからアフガンへ。
医療も軍も民間に明け渡してはいけない。
貧困が戦争を支えている。貧困を救うカギの一つが医療。
家族の医療保険のために軍に行かなくてもいいように。
一票に力をあなどらずに。
オバマに変革をまかせから変わり始めている。みんなが考え、
政策を出しチェックする。
敵は政府や大企業ではない。
本当の敵は、理不尽な力に負けてしまう無力感。
つらい現実に今試されているのは私たち。
あきらめずに小さなアクションを積み重ねを信じること。
誰もが幸せを願っている。応えてくれる人はいる。
理想を語ること、どうゆう社会が幸せになれるのか。
丸投げで託すのではなく、自ら声をあげ行動すること。
とても勇気をもらえる講演でした。
サイン会に応じる堤さん。