短期保険証の未交付やめて！

１１月の自治体キャラバンでの国保アンケートを集計。
中学生以下にも未交付がありましが徳島市はキャラバン要請を受けて郵送。
短期保険証が県下全体で２３６０世帯あることは問題であり、特にインフルエンザが
流行しているなかで重症化や感染拡大の恐れがあり、緊急の課題です。

２００９年自治体キャラバン　　　　　　　　　＜　国保アンケート集計　＞
	自治体名	保険証の未交付（窓口留置）				資格証明書		保険税・料の減免
	自治体名	中学生以下(人)	10.31現在（全世帯）	6.1現在（全世帯）	後期高齢者医療	高校生（人）	10.31(全世帯)	保険税・料の減免
1	徳島市	（※１）１８９	1,758	1,032	0	0	131	321
2	鳴門市	0	0	4	0	8	317	1
3	小松島市	0	0	0	0	17	312	10
4	阿南市	0	0	107	0	10	301	40
5	勝浦町	0	22	6	0	0	0	0
6	上勝町	0	4	4	0	0	0	1
7	佐那河内村	0	2	6	0	0	0	0
8	石井町	（※２）　　１	0	7	（※３）　　１	0	86	0
9	神山町	0	0	0	0	0	12	0
10	牟岐町	0	6	12	0	0	0	2
11	松茂町	1	65	136	0	0	0	0
12	北島町	0	34	91	0	0	0	？
13	藍住町	21	102	110	1	0	53	2
14	板野町	0	12	12	0	0	24	0
15	上板町	0	84	84	0	0	0	1
16	吉野川市	（※２）　　４	152	252	0	0	0	26
17	阿波市	0	0	153	10	0	0	9
18	美馬市	0	26	26	0	2	79	0
19	三好市	0	9	92	0	0	35	12
20	つるぎ町	0	28	51	0	0	0	3
21	那賀町	0	14	24	0	0	0	0
22	東みよし町	0	6	8	0	0	0	0
23	美波町	（※４）　　３	30	1	0	0	0	2
24	海陽町	0	6	6	0	0	0	2
	合計	219	2,360	2,224	12	37	1,350	432
（※１）１１月中に郵送する．（※２）居所不明で郵送できず．（※３）失踪．（※４）訪問して交付．
？法定減免数を記載

要請書を手渡す県社保協会長の井上尚さん。

県は口頭で市町村を指導すると回答したのに対して、
緊急に通知を出すよう求めました。

その２日後にタイムリーにも、厚生労働省から通知が出されました。

短期被保険証の交付に際しての留意点について２００９.１２.１６厚生労働省通知　PDFファイル

厚生労働省は、子ども無保険解消についても来年４月から１８歳未満へ引き上げ、
高校生にも保険証の取り上げ禁止するよう法制化を打ち出しています。

国保には、貧困や格差、経済不況を一番打撃を受けている無職者や低所得世帯が
集中しています。健康で文化的なまともな暮らしを保障するために、最低生活費から
税金や保険料(税)をとらないように、軽減措置のために国は支援を強めるべきです。